無言

今更なにをいっても無理な話なのですが、父親（当時５１歳）が自殺したのは部下の中傷が原因として、神奈川県に住む遺族が国の遺族補償給付金不支給処分の取り消しを求めた訴訟で、東京地裁は２０日、処分を取り消す判決を言い渡したそうです。表立ってはいないものの、上司や会社から迫害されたり、最悪の場合うつ→自殺という道をたどってしまったりするケースって、少なくないのではないでしょうか。 自殺したのは、「小田急レストランシステム」の社員だった男性で、同社の経営するレストランの料理長や店長を務めたていたが、「金庫から金を盗んだ」「女性にセクハラをした」「盗んだビールを飲んだ」などと書かれた中傷ビラを部下にまかれたり、家族や本人に危害を与えるかのような発言をされ、さらに事実無根を訴えたものの会社異動を命じられ、直後に自殺したとのこと。死人に口なし、ですから。 今回の判決は考えさせられるものがありますね。原告側の川人博弁護士によると、部下の嫌がらせが原因で自殺したケースで、労災と認めた司法判断は初めてとのこと。 料理長にまでなりながら部下にそこまで執拗にいやがらせさられるとは、部下に恨まれるようなことがなかったとは言い切れませんね。こんないやがらせをされた理由は何なのでしょうか。
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