患者も増加

アルツハイマーに関する話題が最近は新聞やニュースで注目されているのですがそれほどにも深刻な事態なのかもしれません。 その症状も若年化してきているというのですから国内の認知症患者の数は約１７０万人と言われています。東大病院などの３６医療機関と製薬会社１０社、画像診断装置メーカー７社が参加して行われる計画で、６０～８４歳の健康な人やＭＣＩ患者やアルツハイマーの早い段階の患者さんに対し２～３年に渡って臨床検査を実施していきます。でも根本的に治す薬はまだありません。 現在のところアルツハイマーの進行を遅らせる薬は開発されていて、早期発見されれば有効に使う事ができます。この検査がうまくいきアルツハイマー病が解明されて新薬が開発されると、老後をもっと楽しめる高齢者が増えるのですから、ぜひ成功させてもらいたいと思います。そこで臨床でのデータを集める事になったのですね。 アルツハイマーの発症に関しては、初期に軽度認知障害と呼ばれる症状が現れるそうです。その症状が現れた５～１０年後にベータアミロイドと呼ばれている異常たんぱく質が脳に蓄積されていき、認知症の症状が進むと考えられています。なんとその半数以上の人の原因がアルツハイマーだと言います。 アルツハイマーの治療薬は多くの人が待ち望んでいる薬です。これからどんどん高齢化が進みますから、その分認知症の患者さんも増える事が予想されますよね。
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